ミステリー小説です。
主人公はタクシー運転手。元天才少年。GCSという組織で英才教育を受けて、一時は天才少年としてもてはやされたが、大学受験に失敗したという経歴の持ち主。
人間は人為的に天才を作ることができる、という思想にとりつかれた科学者の妄想が悲劇を生んでお話です。
科学者の行った英才教育の結果、副作用で神経障害が起きているのではないか・・・それを組織が隠ぺいしているのではないか・・・という主人公の疑惑を読者も一緒になって確かめていくことになります。
途中まで話の主題がなんなのかがわからず、ウトウトしてしまいますが、本の後半はスピードアップして話が展開するうえに話は二転三転するので最後まで飽きさせません。ハラハラドキドキというほどでもありませんが。。。
68点。おしくも不合格、というのが点数です。
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