2026年8月13日木曜日

【レビュー】ブリジストン アルベルトスポーツ

 ブリジストンのアルベルトスポーツを購入したので商品をレビューします。

使い込んだらまた追記します。

まず、購入したのは「自転車のアキ」です。



ここは自転車に詳しい販売の人がいて、たくさん「へえー」があったので記載します。

まず自転車の大きさはタイヤではなく、ボディのフレームの大きさで決まる。
タイヤが何インチかは関係なくて、フレームがその人にあっているかどうか。

タイヤが26インチでもフレームが小さければ145センチの人でも乗れるし、逆に27インチだからって、フレームが大きいものでないと、大人の人のサイズには合わない。
(いままでタイヤの大きさで判断していました。スミマセン)
妻と共通の自転車を使おうかと思ったら、それだったらママチャリの方がよい、という話でした。バスケットを始めるのに、奥さんと靴を共用しないでしょう。。。ということでした。
(そのとおりです)

次にタイヤの太さ。
スポーツ自転車は多くがヨーロッパの企画で、細くて溝もなく、雨だとスリップする。逆にママチャリはタイヤが太くて溝もある。滑りにくい。

三番目は車体の軽さ。
アルベルトスポーツもかなり軽い方(15キロ)だが、スポーツ自転車は6キロとかあるらしい。まじか・・・。そして軽ければ軽いほど財布も軽くなるらしい。

4番目はギア。
自転車は重い(小さい)ギアで漕ぐのがよい(中学生的発想)と思っていましたが、実は自転車にはすごい負担がかかるらしい。「軽く」「たくさん」漕ぐことがよいと思ったらしい。

さらに内装ギアであること。
内装ギアは漕いでる途中にギアを「変えてはいけない」。止まってから、あるいは漕ぐのをやめてギアを変える必要があるらしい。通常の外装ギアは漕ぎながら出ないとギアが変わらないので、軽いギアで走り出し→重いギアに変更してスピードアップ→止まるときは軽いギアに変更(次の走り出しを軽いギアで始めるため)するので、忙しい。
これが内装ギアだと、止まって軽いギアにチェンジ。走り出し→時を見て重いギアにチェンジ。そのまま止まる。となるのでひと手間少ない。街中での乗り込みに向く。

最後にアルベルト。
アルベルトは一度乗るとハマる人も多いらしい。チェーンはすぐ外すことが出来るがアルベルトは外すことが出来ない(つまり外れない)。メンテナンスフリーが最大のメリット。

正直に言えば、アルベルトスポーツはスポーツ自転車としては中途半端。ママチャリでもないしスポーツでもない。逆に言えば、いいところどりとも言える。ママチャリより快適にスピードは出るし、メンテナンスもフリーになる。

次に買うときはXB1かTB1で買うのがいいのかなと思いました。
自転車沼にはまる人がいるのもわかるほどに、奥が深いなと思いました。

とはいってもアルベルトスポーツには大満足です。
圧倒的にスポーツしている感じがあります。ちょっと遠出が力まずにできそうです。
通勤には楽勝で使えます(かごはつけなかったのでリュックは必須ですが)。


2026年3月20日金曜日

読書感想文:『偽りの刃に宿る、真の武士道』(木挽町のあだ討ち)

 「仇討ち」という言葉から、私は血生臭い復讐劇を想像していた。しかし、永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』を読み終えたとき、心に残ったのは清々しいほどの感動と、人の温もりだった。この物語は、表向きは若き武士・菊之助の復讐劇だが、読み進めるうちに、私はこの話の真の主役は、彼を影で支え続けた作兵衛ではないかと思うようになった。

 作兵衛は、身分こそ武士ではない。しかし、主君の命令を命懸けで守ろうとするその姿には、現代の価値観を超えた「武士の美学」が宿っている。自分を犠牲にしてでもお家を守るという、封建時代の価値観を見事に体現しているのだ。

 また、菊之助の母の言葉も忘れられない。「家に帰ってこなくてもよい」という一言は、一見冷たく聞こえるが、その実、息子に「作兵衛を殺すのが嫌ならそれもよい」という武家の嫁としては極めて異質な判断をしているのだ。

 そして、木挽町の人々が皆、菊之助を盛り立て、この嘘を作っていく姿も印象的だ。それは菊之助本人の資質もあるだろうが、一生懸命に「義」を貫こうとする者に対し、損得抜きで手を貸す江戸の人々の粋な優しさを感じ、胸が熱くなった。

 この物語には、私欲のために動く家老のような「悪」は存在するが、それはメインの主題ではない。目の前に現れる人々の中に、本当の意味での悪人は一人もいない。それが、読後の爽快感に繋がっているのだと思う。

 真実を暴くことだけが正義ではない。誰かを守るために命を懸けてつく「美しい嘘」が、絶望の淵にある人を救うこともある。作兵衛が守り抜いた「忠義」の形を通して、本当の強さとは何かを深く考えさせられる一冊だった。